PICへの書き込みテスト

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 開発環境が整ったら、初めに必ずしなくてはいけないことがあります。それは最小プログラムでのビルドと書き込み確認です。それでは続いて、PICへの書き込み確認を行います。

1.新規プロジェクトの作成

 新しいプロジェクトを作成します。

MPLAB X IDE を起動します。続いて、File -> New Project を選択
 
Projects内のStandalone Project を選択
 
今回使用するPICは「PIC12F1822」なので以下のように設定します
Family : ange 8-bit MCUs (PIC10/12/16/MCP)
Device :PIC12F1822
 
Supported Debug Header : None
 
今回使用する書き込み機は「PICkit3」なので「PICkit3」を選択します
 
コンパイラ「XC8」を選択
 
Project Name、Project Location、Project Folder を登録します
Encoding : Shift_JIS 

 

2.PICkit3の設定

 PICkit3から電源を供給するための設定を行います。

File -> Project Propertiesを選択
 
PICkit3を選択
 
Option categories : Power を選択
Power target circuit from PICkit3 : チェックを入れる
Voltage Level : 4.5を選択(USBハブなど環境により電圧を変更してください) 

 

3.PICkit3とPICを接続

 PICkit3とPICを接続します。回路図は以下の通りです。

 

 

PICkit3のピン配置はこちらを参照してください。
PIC12F1822のピン配置はこちらを参照してください。

 

 

4.PICへの書き込み

 

画面の上部中間あたりにあるボタンを押す
 

書き込みが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。(画面下のOutput部分)
Programming/Verify complete

 これで書き込みまで完了です。きちんと書き込みまでできる開発環境が整いました。

 

 

 

<更新履歴>

新規作成:2015年4月4日

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)