今回はCorona SDK で円を表示する方法です。

 

1．関数の説明

　リファレンスを見ると関数と引数は以下の通りです。

display.newCircle( [parentGroup,] xCenter, yCenter, radius )
注：大かっこ（[と]）で囲まれている引数は省略可能を意味しています。

引数名	説明
parentGroup	[省略可能] 登録するグループを指定
xCenter	円の中心のx座標
yCenter	円の中心のy座標
radius	円の半径

　戻り値は「shape Object」（シェイプ・オブジェクト）になります。

 

1.1 使用方法

　座標(100, 100)に半径60の円を表示するには以下のように記述します。白い線は「x=100」と「y=100」の線です。

display.newCircle(100, 100, 60)

 

2．シェイプ・オブジェクトのプロパティ

　シェイプ・オブジェクトのプロパティについて説明します。基本的に矩形の表示方法と同じなので、
「四角形を描く」
を参照してください。

 

2.1 円のサイズ（半径）変更：object.path.radius

　円のシェイプ・オブジェクトが持つ「object.path.radius」を変更すると円のサイズ（半径）を変更することができます。

local circle = display.newCircle(100, 100, 60)
circle.path.radius = 20

 

3．シェイプ・オブジェクトの関数

　シェイプ・オブジェクトの関数について説明します。基本的に矩形の表示方法と同じなので
「四角形を描く」
を参照してください。

       

＜更新履歴＞

版	更新日	Corona SDKのバージョン
新規作成	2015年8月1日	v2015.2646